時は天保。
うだつの上がらないひとりの下級武士の物語。
両親の形見を質に入れ、なんとか食いつなぐ生活。
そんな亡き両親の願いは、「ただ立派な武士として生きてほしい」
しかし物語の主人公、鋼之助にはそれが出来ないある致命的な理由があって・・・
「太陽と月の鋼」①
著者/松浦だるま
出版社/小学館
ISBN/9784098607501
価格/650円(税込)
アーティスト、LiSA大推薦!!
「累」の松浦だるま最新作。
まさかの時代劇。しかし一筋縄でいかないのがさすがです。
「刀に触れられない男」の生活は、突然舞い込んだ縁談で大きく変わっていきます。
束の間の平穏と、雨。そして花嫁を連れ戻しにきた謎の力を持つ陰陽師。謎、謎、謎。
「私たち、まだ出逢ってもいないのですから」
「あなたに生きてもらうために」
「幾年くだってここへ来た・・・?」
深く深く紡がれる、愛の物語。